とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

婚活中に考える女性の分類・タイプの系統分け

◆はじめに

私はこの人だ!と一目ぼれから頑張って、失敗する方で、女性の友達も皆無です。というわけで女という生き物が全く分かってない。だから、どういう人が自分にあうかも分からない。結婚活動(コンカツパーティやら)をしていて、多くの女性とあっていくと、情報が増えすぎて余計にわからなくなり、誤った判断や勢いでいつかやらかしそうなので、独断と偏見で女性の系統分類を考えてみようと思います。





◆女性の系統

○高飛車、自尊心高め、キャリアウーマン
冷静で場の全体を見ている。男を値踏み分析している。本心から笑っている感じはたまにしかしない。容姿や仕事などに恵まれているケースが多く、自尊心・自信の高さ、力強さ(勝ち気)を感じさせる。また、気が利くというより、有能という振る舞いで要所要所で活躍。本心は全く見えない。私はこの手の人は好きじゃないし、向こうも私には興味を持たないので接点・進展ナシ。その先の意外な素顔などはあるのかもしれないが、経験上、兄とそのてのタイプの嫁をみてるとそんなものはないとおもう。むしろさらにアタリが強くなり、自分なら逃げる。





○オデブ、けっこうぽっちゃり
明るいデブ、おっとりデブの2種類。体型の太り具合というより女集団内での立ち回りに起因か? 中心的な引っ張る側のオデブは、明るくテンションの高さや勢いがある。ちゃらく軽くみえる。一方、女性集団でいじられたり下めの扱いだと、一歩引くというかおっとりおとなしくなるのだろうか。オデブ・ぽっちゃり系は、疑問だが、裏表がなく普段からこの人はこうなんだろうなぁと感じさせる。ただそれは、太るという異常行動に走るだけあって、周囲からの目を気にしない、わが道を行くorマイペースな人の方が多いという要因だろうと思う。





○地味、控えめ
女の子二人組みの片方が明るく片方が地味。そんなイメージの地味側。鶏と卵だが、地味だから大人しいのか、大人しいから地味なのか。正確に言うと大人しいというより、一線を引いて縮こまり受け身で反応が響かない。1対1、熱中する分野であれば多分違う反応がありそうだが、よくわからない。自分もこの辺の人間なので、相手の親密線の外側か内側かで対応はかなり変わるだろうと思われる。





○きさく、ほんわか、笑顔、明るい、可愛らしい
一番、オトコウケするタイプ。若干作ってるなぁという人もいるが、天然な人もいる。男の質問に十分反応してくれて、かつ、こちらにも関連した話題を振ってくれる。そして、良く笑う、愛嬌がある。明るい。内面性・思考・思想は不明だが、男付き合いの地技術で言えば、一番モテル。今日は盛り上がった!いい雰囲気だった!話しやすかった!というのは誤解で、相性やなにか他の要因ではなく、このての女性の対人力量によるものかもしれない。要注意。まいあがっては駄目。





○おばか、マイペース、勘違い、ぶりっ子。
気遣うとか他人の心を推し量るとか、そういうものが一切ないタイプ。自分とは全く交わらない。一方的に話す。マイペースで、試行錯誤なく自分のやり方を最初から最後まで悪びれなく貫く。女子力?と呼ばれるような周囲を見てなにかすることは皆無。はっちゃけ系のマイペースか、ぶりっ子のマイペースか、亜種はあるにせよ、要は、自分のことしか見ていないので一番関わりあいたくないタイプ。






○おじさんにみられるか、おばさん(一線を置かれる)
年齢差がありすぎな場合、むこうからもこちらも一戦引かれる。地味、控えめが引く一線と同じだが、それ以上に鉄壁。そして、こちらもそれを乗り越えようとする情熱はなく、変な空気のまま終わる。






○普通
良くも悪くも印象に残らない人。減点も加点もない人。普通に良い人。まともな人。容姿で興味を持てていないから私の中で普通で終わっているのか。それとも言葉やらなにやらで異性を感じさせる技術をこの人たちが乏しいのか。わからない。おそらく前者だろう。友達になれるだろうし、なりたいタイプ。共同作業でこれをやり遂げろといわれても、この人なら問題なしとおもえる。











◆逆に基準から見る女性の分類方法。

というわけで色々女性を分析した結果、女性の判断項目や基準が見えてきたので整理する。



○容姿、外見
各自の好み。これがないとなにも始まらない。




○本心や素、裏表、(上手な自己開示)
裏表を感じさせるかどうか。そんなもの考えない男もいるし、気にする男(私)は凄くする。





○主導権(マイペース)、バランス型
地味・控えめ族を従えて、ずっと自分がひっぱっていくのか。あるいは明るいオデブ族、マイペース族や、キャリアウーマン族の尻にしかれてずっとひっぱられる側か。注意が必要なのは、”ずっと”であるということ。個人的にはバランス型が好ましい。お互いに譲り譲られと理性的でいたい。





○気を使う、気が利くほうか。懐の深さ。
天然か人工(後天的技術やモチベ)の差はあれど、気を遣う、相手の心を思える人物かどうか。相手を思いやれる人物なら、盛り上げようという努力頑張りや、テーブルのあげさげとか、要所要所でそれを感じられる。またジョークや自虐ネタ等、狙って、下品なのもやウィットな笑いも入れられる。





○知性、理性的か。
語彙、抽象的概念、話し方などで想像がつく。馬鹿すぎる女が多い。わからないけど笑って許せるか、わからない・難解さに顔を背けるようなタイプだと、いずれ疲れる。






上記はあくまで主項目で、付き合ってみての経済観念、コミニュケーション性質(会話・SEX含め)、時間の使い方・重きでまた影響作用されるだろう。





◆戦略的に見直す女性と自分の選択や選別。

興味をもっていない相手の心を引き寄せるテク等もあるみたいだが(ネットの胡散臭い広告)、私的にはそんなもの使いこなせるわけないので、あるいは恋愛工学とかごくごく特殊理論もあるようだけど、同じくあわない。なので、とりあえず合いそうな人としっかり縁続きになる方法や作戦を考えてみる




では女性とうまくいくにはと問題設定した場合、私の戦略は整理すれば、以下の通り。
1、地味・控えめ族で、惹かれる相手と親しくなり、一線を越えた内面はバランス型・気を遣う一面が隠されていたという戦略。(普段からの王道戦略)
2、普通の人。まともでちゃんとしてると思うが性的魅力は感じない人も、友情の延長のように好きになろうとしてみる。(新戦略)




1の戦略ばかりで失敗する。容姿偏重すぎ。などが今後考えられるので、上述の点を自制し、2の戦略も今後要検討してみる。





◆恋かも?という緊張状態を、尊いものだと誤解していた。

だれだってアイドルとか、ハリウッド女優とか、容姿で大成功している女性が目の前にいればドギマギしたり緊張したり、自分を卑下して変な態度になったりする。よくよく考えてみれば、恋というものも、そういう精神緊張状態の延長や一種だとわかった。普段と違う非日常な自分や時間を過ごせる。特別な出来事でそれは人生の潤いとしてあったほうがいいかもしれないが、長い時間一緒にいるべき、居られる人ではない。常に緊張しっぱなしでは疲れるだろうから。


むしろ2の人、普通と感じる、この人とは友達になれそうだなという人とは、全く緊張しないし会話もすらすらできるだろうし、お互いのテンポがあってるような気がする。というわけで、普通の人と友情の延長で親しくなっていって、何かの時に、女、女性と男という関係になればいいんじゃないだろうか。更に言えば、愛や恋は冷めるだろうが、距離や頻度を除けば、友情は冷めない。それが価値観や人生観が一緒と言い換えられ、回りまわって結婚に大事なポイントの言葉と重なってくるのだと思った。

30歳になり、新潟県で婚活をはじめました。一ヶ月目。ツヴァイやオーネットで無料相談

◆はじめに

大学4年の頃に初めての彼女と別れ、別れ方で軽く女性不信にもなり、彼女も出来ずここまできました。年1回ぐらいパーティーや街コンに参加と、軽くは動いてきたのですが、そろそろ親がうるさくなり、本格的に毎週1回は結婚活動を予定にねじこむ!と息巻いて頑張っていきます。今回は、新潟県の結婚相談所、楽天オーネットとツヴァイを訪問した話。他何本かでお送りします。余談ですが、それでも僕は君が好きという少女漫画をふと見て、主人公の女性遍歴(リア充ぶり)に仰天しています。






◆まずの結論。認めたくない現実。30代の大体の男とすべての女は売れ残りです。

※あくまで容姿の話です。批判されそうですが・・・。



この会社のおかげで結婚できました!な幸せツーショット写真が並ぶ相談所PR雑誌があるのですが、まぁ可愛い、綺麗な人の少ないこと。自分的にこの人超タイプだ!な人はいませんでした。学生時代クラスの中の上が少数。中の下から下の上が大半。下の下が稀に。そんな感じです。私見ですが、晩婚化 → みんなが遅くなったと全体の話でなく、プレッシャーで結婚できてた恋愛劣等生(私含め)が、プレッシャーがなくなり、よりギリギリまで結婚に焦らなくなった。で、もともと劣等生&加齢老化によって、性的魅力はさらに減退減少。キビシイ現実なわけです。というわけで、結論ですが、女性に縁のない生活をしているなら25歳ぐらいから動いていた方が、まだ救いがあったと思います。まぁそれもそうで全く男に縁のない可愛い女性が30まで残っているわけがない。同じ職場、お得意さんの事務とか、男を惹くものがあれば、そりゃ先に売れていきますよ・・・・。男も女も。なら若いうちから戦場に臨んだ方が、実りをゲットするチャンスも増えるというもの。



後、男は30でも髪と肥満を除けば、劣化する要素は少ないのですが、女性は皮膚などの老化で人によっては結構きてます。女じゃなくておばさんにしか見えないとか。同い年ぐらいの相手を探すのが基本なので、男の30(そんなに大学生時代から変化なし)の気持ちで臨むと、女性側の”30”に面食らうかもしれません。というか食らいました。






楽天オーネット新潟店さんで無料相談したときの話。

結構細かくプロフィールカード&アンケートを記入。それをもとに世間話なども交えつつ結婚視点で色々相談。一番の全国会員数4万人?(2017年現在)らしいのですが、いやそれでも結婚に困っている人でみると4万は少ない気もするが・・・、新潟県内では
500〜700会員数とか?だそうです。あと、新潟にとついで来てもいいですよーな人も全国アチコチにいるので、それも多少加味される。なお、私のスペック(年収・身長とか)+相手に望むスペック+同じ新潟県内指定だと、候補結果はなんと約40人でした。可能性は多いほうがいいので、絞り込み過ぎないようにしたつもりですが、この人数なので私のスペック不足は否めないですね。笑 生涯の伴侶がたった2クラス分の女子の中から決まるかもって・・・なんかねぇ。対応・サービスは凄くよかったのですが、そもそも相談所に駆け込むのはまだ早いのかもという印象が強い終わり方でした。







◆ツヴァイ新潟店さんで無料相談したときの話。

とにかく動こう!失敗してナンボと楽天オーネットさんにとりあえず申し込む気満々でしたが、一応、他も見てみようと思って相談。対応・サービスは普通に良かったのですが、対応者との相性や会話の噛み合いが悪く、人間印象でオーネットさんの株が相対的に上がったのが終わってみての感想です。基本的には同様な流れで、アンケートやら書いて、雑談 → 互いの条件希望で絞込み、女性の候補結果がでるのですが、こちらは新潟・長野県内で約20人と、オーネットさんの半分&年齢30越えの人が大半だったで、1クラス分の女子かつ、年上多めかーと悶々しました。







楽天オーネットとツヴァイさんの話を聞いてみての違い

○料金
→ 料金体系(構造)、成婚額なし等は同一。
ツヴァイさんが意識してか、オーネットよりちょい安め(1〜2万)の設定。



○会員数
→ 私の場合は半分差でしたので、オーネットさんのほうが会員数多そうな印象。



○サービス
→ 顔写真の扱いに差がアリ!、趣味検索。価値観検索。
楽天オーネットの場合、会社から定期便で来るこの人どうですか?と連絡を取り、上手くいって出会ったときに顔が分かるパターン。あるいは、自分で趣味等の共通項から声をかけて、上手く言って出会ったときに顔が分かるパターン。あとは、支店内のパソコンで顔写真検索(特殊ルール)で声をかけて、上手くいくかもなパターンです。
一方、ツヴァイの場合、会社から顔写真つきで定期便が来る。価値観が合うかで検索して上手くいけば、顔写真つきのプロフィールを交換したり?とそんな顔写真(バストアップ写真)重視なパターンです。




サービスの基本的な流れは、会社からの定期便か、自分で検索して声をかけるかという点で同一ですが、顔写真の扱い(いつ見れるか。どうみれるか)と、検索項目などの要素が異なります。メンクイというかほとんどの男はそうだろうとおもうので、ツヴァイの方が、容姿重視の方はいいかもですね。可愛い人が居るかはわかりかねますが・・・。




なお、ツヴァイのお家芸、32の質問からわかるあなたの価値観!とそれでマッチング!はちょっとうーんな内容でした。というのも心理学的な処理やらで深層心理とかなにか新発見があるものではなく、とある質問に、非常にそう思う、そう思う、どちらともいえない、そう思わない、全く思わないを5択させるというだけの内容、新発見、自分発見やらは全くないです。更に言うと、32個の質問のうち16個ぐらいは、意図が曖昧すぎる質問、明確に認識しにくい質問、他と重複している質問で、煩雑にしているだけのような気がしました。休日をどう過ごしたいかとか、友達と恋人どっちが優先かとか、あぁこれは事前にしっとくといいよねとか、そういう役立つ項目もありましたけどね。可能なら世の為人のために項目を再編集したいぐらいですね。笑







◆終わりに

つい一昨日、エレベーター内での事務的な会話ながら、2,3言、16,17歳のおそらくJK?と話す機会がありました。美人とか可愛いとかを超越して、若さ=メス=性的魅力。そういうえもいえぬ想念が湧きました。男も女も30でもまだまだ魅力溢れる人は少数派だと思います。25とか早いうちから、そしてできれば学生青春時代を謳歌するように、女性にガンガン当たって砕けるほうが、人生楽しいと思います。




あとはやはり相談所は最後の砦な感じはいなめなく、言葉は悪いですが何回目の値引き札なのかや、頑張ったけどセール品送りになったみたいなことなのではなかろうかと・・・。まだコンカツパーティーや、街コンでの30代女性のほうが魅力的な方が多かったように思います。まぁ、まだ私は選べる!もう少し選ぶ!というその保留戦略、相談所にはまだ行かないぞ!なそういう層は、貴重な時間だけ失って気づけば35歳とかが、一番最悪でしょうけどね。




新潟県の地方コンカツ話の一ヶ月目話でした。

3系統目 百合のジャンルが持つ特異性特質性について

1系統 純文学作品に通ずる人間性のテーマ描写表現
2系統 恋愛漫画に通ずる、恋愛、同性愛、性的興奮、昂ぶりの描写表現
3系統 百合のジャンルが持つ特異性特質性。ジャンル好きの人に向けた描写表現



百合作品を、その面白さや読者の求めている事、技術体系等で大別するとこの3点になると思う。今回は3系統目の百合だから好きではなく、百合というジャンルが持つ特異性特質性ゆえに好きというジャンル好きについて分析し、どういう点がジャンル好きさせるのか、読者を惹きつけるか考えてみる。




◆ジャンル好きとはなにか。

例えば、タイムトラベルや宇宙の話は好き。でも、物理や宇宙には興味がない。そういう人のことをジャンル好きとここでは表現している。つまり、SFの科学的なところや物理が好きなのではなく、見た事もない世界観や人物がいる、広大さを感じる、失敗を帳消しにして成功した未来を目指す。そういったSFの本質そのものではなく、2次的な特徴性質に惹かれている人のことである。無自覚、有自覚かはさておき、そういう人はファンタジーの中でも同様の性質があれば好きだろうし、歴史スペクタクルも同様に好きかもしれない。





◆ジャンル好きが求めているであろう、百合の2次的特長性質。

では、百合というジャンルの女性同士の関係性という本質ではなく、百合というジャンルの二次的な性質的特徴とは何があるだろうか。




・反社会性、反体制的。ロック。
断っておくが、私は別に百合に価値判断を持ち込んではいない。ただ、一般的、王道、普通、大衆の考え等から逸脱し、周囲との対立・摩擦が描かれることが往々にある。そういった反社会性、反体制的な面に共感・惹かれている人もいるだろう。




・背徳性、秘密の関係、イケナイ関係
背徳的な行いに興奮を覚える人がいる。同様に、秘密の関係、イケナイとわかっているからこそ興奮する性質の人がいる。女性同士、人妻百合、周囲(他の友人)には内緒など。




・排他性、特別な二人
あなただけいればいい。私にとっての貴女だけでいて欲しい。そういった恋愛価値観があるように、周囲から逸脱し、特別・特殊な二人に陥って排他性で退廃的な関係性に興味関心を惹かれる人は居るだろう。




・マイナー趣味を好きな自分が好き
上とも関連するが、他人とは違う・変わっている自分が好き。格好いい。そういうファッション的な興味関心で惹かれている人も居るだろう。




・ハードルの高い、困難な恋愛とその成就
恋愛漫画を好きな人の延長で惹かれる人もいるだろう。女性同士という本人同士の問題、周囲の理解という周囲との軋轢、将来・未来への不安を常に抱えてるなど、通常の恋愛以上にハードルが高いので、その困難さ過酷さに通常の恋愛より興奮期待するものがあるのだろう。





・同性愛への共感作用
同性愛の人、同性愛を意識している人、そういうどこか自分と重なる恋愛要素を求めている人には、参考、共感関心を買う場合があるだろう。





女性不信、著しい自己評価の低下、自己欺瞞
女性同士の世界、女性同士ゆえの美しさを視たいのではなく、女性不信からくる女性の理想化神格化を期待する心理。あるいは、自己(男)の性的魅力への劣等感からくる男女の恋愛からの逃避、そして逃避を正当化するために百合を肯定し、自己の防衛機制・合理化として使う心理。視ることで満足するという自己欺瞞の心理。それらの副産物としての百合好き。







◆おわりに

百合の本質を磨き上げ、より良い作品を作ろうとするのが本筋だろう。ただし、無自覚有自覚かはさておき、こういった二次的な心理期待で、百合をただのジャンルとして好きな人は居るだろうため、こういった点を意識して読者に興味関心を持たれるポイントを増やすのはありかもしれない。



特に、背徳性の追及、恋愛の困難化のあたりは、漫画として展開のメリハリ、浮き沈みができ、その先を読みたくなる期待効果が高いと思われる。また、自作品にプラスαしやすい要素、性質でもあるし、取り入れて損はないかもしれない。

百合作品の美しさには漫画的面白さも重要。逆に徹底的に引き算した美しさも考察検討

◆はじめに

本当ならば、百合という概念単体の美しさの肯定、賛歌をしたい。その本質的な部分だけで感動したいし、できるはずだと思う。しかし、人の心を動かすには、思い入れ(感情移入)が必要であり、百合の一枚絵よりも、それぞれの人物(キャラ)の紆余曲折を知り、描かれた結末・結果といった物語性のある方が、感動しやすいのは事実である。そして、ただキャラや展開の情報を箇条書きで知るのではなく、見せ方、つまり、漫画的あるいは小説的な面白さの表現技術も関わってくる。今回は、百合を最大限に魅せる、漫画的面白さの技術についてアレコレ考えてみるのと、逆に漫画的面白さを徹底的に排除した不純物0で、百合を味わう事はできるのかも考察してみる。





ガレット No.3

ガレット No.3



↑本記事と直接関連しないですが、意欲的取り組みの百合雑誌紹介です。アマゾンやらのネット専売?の販路限定に注意。






恋愛漫画要素や純文学要素が重要なのは、自明といえば自明。

そもそも百合とは何か、百合はどこに存在するのかといえば、ある人物の人間性、ある人間との人間との関係性、ある人間と人間の間におきた出来事の推移結果の中に存在する。なので、百合を描く、百合を魅せるとなると、そういった人間模様を描く恋愛漫画や、人間性に突っ込んでいく純文学作品と本質的には同質である。あとは、作品(物語)というより、ある設定や状況(フェチズム)特化の、エロマンガの読み切り短編とも、共通する部分はあるだろう。つまり、これまで培われてきた沢山の漫画小説の技術体系を参考にできるところは多く、最高の百合漫画を作るために、百合漫画のために必要で該当する技術部分は、積極的に取り入れて損はない。







◆百合漫画のために必要で該当する技術部分とは、やはり人間模様・機微を描く作品

人によって百合の定義は様々だろうが、概ね以下の辺りだろう。耽美主義、同性愛賛美、娯楽性の3点のその人のパラメーター次第とも言える。


1、恋愛感情と明確にはいえない女性同士の、女性同士だからこその特別な結びつき。永遠性、女性の美しい身体同士の絡み。
2、女の子同士での恋愛感情や、好き!をガッツリ描かれたもの。リアルな同性愛描写。
3、女性同士(同性愛)がテーマに含まれる為、他作品とは異なり、そこを含めた楽しさ、面白さ、興奮する、ワクワクする。泣けてくるの独自性面白さの魅力。


※3について補足。例えば、宇宙、時間移動など各作品におけるその設定だからこその魅力、独自性面白さや好みの話、私SF作品好き!でも別に宇宙の真理とか物理学は好きじゃないけど・・・。みたいな感じの楽しみ方と同一。ジャンル好き。



1系統の作品が好き、書きたいとなれば純文学作品技術を中心に、世の中のありとあらゆるところに特別な関係性の描写があるので、参考にできる。
2系統の作品が好き、書きたいとなれば、恋愛漫画技術を取り入れまくり、世界一最高な恋愛を追及して描けばいい。2に加えて3のブレンドも強めなら、読み切りエロマンガの技術が参考になるだろう。昂ぶらせ方の検討というか。
3系統で作品を見ているとなると、百合ジャンルの他漫画との特殊性や際立ちを再認識し描く技術が必要となる。









とてつもなく長文になりそうなので、一回区切ります。後は各別記事で。

◆具体論 1系統、純文学作品技術の参考にする箇所や内容とは

↓クリックで飛びます。
製作中

◆具体論 2系統、恋愛漫画からみる恋愛模様を描く参考技術体系とは (エロマンガ技術体系もこちらに含む)

↓クリックで飛びます。
製作中

◆具体論 3系統、百合のジャンルとしての特異性、特質性とは

↓クリックで飛びます。
http://d.hatena.ne.jp/kito_yurianusu/20170816/1502881712




◆雑感・雑記

そろっと4桁の大台にいくのでは・・・と思うぐらい百合作品を堪能していますが、近場のBLを始め、その他多くのジャンル達から、大きく水を開けられていると思うときがあります。ジャンルとしての完成度・水準がまだまだ低いといいますか、もっとやれることはある!みたいなそんな感覚です。自分も書いてみましたが、まぁ、向いていないと思ったので、理論・理屈を考える研究方面で頑張り、その理論の応用実践は実務家の皆さんにお任せできればと思います。こんな記事でもなにか参考になれば幸いです。

サーフィンよりもスキムボードは難しすぎる。怪我も筋肉痛も段違い。1日目の体験談感想。

◆はじめに

そろっと1年目の、浮力高め初心者用、週末ショートボーダーです。まだ横には滑れないのですが、横に滑れない → うねりから立てていない → パドル速度筋力UP!で横に滑れそう!と次の課題を見つけ取り組んでいます。次の波がある休みが待ち遠しいです。



が、新潟の夏は波が来ない!でもせっかくの休日なので遊びたい!海で遊びたい。ということでサーフィンはできないけど、ちょっとした波でも遊べる”スキムボード”に挑戦(勢いで購入)してみました。もしかしたら、ウインドサーフィンとか、サーフィンできないときのために、様々なマリンレジャーに挑戦していくかもしれません。今回はスキムボードについてのあれこれをサーフィンと少し比較しながら、語ります。そもそもスキムボードってなんだ!?ってひとはぐぐって下さい。



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↑画像の木製の安いやつは、海というより薄く水が張ったフラットランドでスケボー風に遊ぶ奴です。色々種類があるので要確認を!




◆サーフィンよりも、”楽しめる”レベルになるまでが一苦労。

スポーツは楽しさを求めてやるわけですが、スキムボードの楽しさ難しさのハードルは半端じゃないです。端に難しいだけでなく、楽しさ面白さを味わうレベルまで、まず素人・初心者は辿り着けません。これがサーフィンなら、パドル駄目、テイクオフ駄目(板の上に立てない)であっても、足がつく砂浜で、海底を蹴って、板のうえに腹ばいになって、スープに押されながら、スイーといくだけでも十分気持ちいいです。(ボディボードみたいな遊び方。)



スキムボードを楽しめる最低条件
・砂浜(足がとられる場所)である程度速度を出して走れる(転ぶ恐怖に勝てる)
・走った状態から、片足で思い切りジャンプ!できる
・ジャンプした後、放り投げたボードに上手く飛び乗れる
・飛び乗った直後から、前後の体重移動管理ができる(失速しない・沈まない)




ファンボードのサーフィンスクール講習初日で、スープを使ったテイクオフを2回に1回ぐらいはできるようになったバランス感覚は中の上の方です。スキムボードへの飛び乗りも、同様に30分くらいで3回に1回は初日から乗れるようになりました。しかし、まぁハードルが高いです。”全速力”で飛び乗れていないので、2〜3M!も滑らず、一瞬で沈みます。ほんとに一瞬です。楽しいと思う暇もなし。スケートみたいな氷の上をつーーという気持ちよさ、サーフィンのようなザァーと岸まで押されてすべっていく気持ちよさ、そういうイメージの期待とは、全く異なりました。そもそも楽しさを感じれるレベルまで先は遠そうです。






スキムボードと怪我と筋肉痛について (仕事への支障)

サーフィンよりも確実に怪我率が高いです。サーフィンはウェットスーツを着て、ブーツを履いてと、事前に装備品の十分な準備をしておけば、他者との接触を除いて、まず怪我はしないです。一方、スキムボードは、装備をしてもいろいろキマシタ。



スキムボードの怖い怪我
○足首の捻挫 上手くボードに乗れず落ちたとき、片足から着水し力がかかる。
○ボード運搬、放り投げによる利き腕の筋肉痛
○利き足(踏み込み足)の筋肉痛
○擦り傷



失敗すると、海へ倒れこむ(転ぶ)ことになります。海底の砂や石での擦り傷対策にラッシュガードやレギンスはなれないうちは必須だと思います。全速力の5、6割とおっかなびっくり抑え気味にやっていましたが、2,3回、捻挫しそうになりました。転ぶときに無意識に足をまずつこうとして、足首にすべての力が掛かることに加えて、海底の砂が平ら_でなく/な風に角度がついている場所に着地と、条件が重なると、気をつけていても捻挫しそうです。あとは筋肉痛ですね。これはスポーツ全般の話でしょうか。





◆終わりに

・サーフィンの練習ができるほど波がない日でも、遊べる!
・いずれエアーや、トップの技ができるようになれば、サーフィンも上達するかも?
・砂浜ダッシュの走る息切れ、程よい疲労感、気持ちよさ。
・下半身強化、社会人になってから普段走らない、ジャンプしないので、健康的!
・夏はラッシュガードでいいとして、春〜秋は全身ぴちぴちのウェットスーツを着て全力ダッシュなんてできるのだろうか・・・。
・仕事に支障がでるとしゃれにならないので捻挫怖い!
・来週も波がなければ、スキムしにいこう。事前準備に今週は走りこみを追加っと。




と一日目が終わり、そんな心境です。今のところ楽しいというより、サーフィンの上達に繋がるかも。健康的な下半身強化だ。といった関連目的がモチベーションになってます。まぁできないことができるようになるのは楽しいので、コツコツやっていこうと思います。繰り返しますが、はっきりいって興味本位でやる95%近い人は、間違いなく挫折すると思います。それぐらい人を選ぶスポーツでしょう。スクールとかでコツや指導を受けながらなら、90%ぐらいにはなるかもという印象です。スキムボードは難しすぎる。

虚実入り混じった物語の効果。

リメインダラー、帰ってきたヒトラーと虚実入り混じった物語にふれて、少し考えさせられた事について考えてみる。




◆虚実入り混じった作品の魅力や狙い

虚実が入り混じるとは、真実が特定されないこと、二つの反する事実が同時に成立するような不安定な状態に晒される事。正しさがなくなり、混沌とすること。裏の裏の裏のように入れ子、あるいは合わせ鏡のように無限に続いていくように思えることである。



虚実入り混じった作品というのは、上述のような特徴を持ち、端的に言えば、読み手をもやもやとさせ苛だたせる。わからない、隠されていて、先が見えないのだ。とりわけ、研究者肌や好奇心、探究心の強い人ほど掠め取られ、その構造に期待するのだ。安定と決着を求めて。



正確に言えば、すべての作品は同様の性質を持つ。先の展開が読めない。予想できない。予想外の出来事・・・。しかし、虚実入り混じった作品のもたらす効果は、それらとは一味も二味も異なる。決着がついたように見えても、これまで散々とウソにさらされてきた読み手にとっては、またもしかしたら・・・?と疑惑をそこに抱かされ、永遠の迷路に閉じ込められるのだ。


ばかばかしいとおもう人は、その永遠2次元迷路を、最初から見向きもしない。あるいは、中に取り込まれても、ひょいと飛び上がって現実世界に戻り、つまらないと悪態をつく。しかし、永遠の迷路。永遠が持つ不可思議性、幻想性、探究心。不安定と安定。もしかしたら答えが眠っているかもしれない、自分だけには解けるかもしれない。そういう人はその迷路をさまよい、さまよう事に喜び、さまよっている人同士で語り合う。ばかばかしい作品をひとをくった作品ともいうが、まさに、作品が”人を食って”取り込む。ばかばかしいとは紙一重のものなのかもしれない。





◆虚実入り混じりの方法

1、セミドキュメンタリーや、ノンフィクション風フィクション
例)帰ってきたヒトラー、放送禁止、ブレアウィッチプロジェクト。盗撮風AVとか。
物語、作品に確固として存在する作り物と現実の境界線。それを曖昧にする事で、リアルなことのように見せる。出演者自身にカメラを持たせて撮影している演出。手ブレしたり、画質を落とす、通常の目線と同じ絵面。カメラがあることを出演者が意識している。等





2、劇中劇、作品内作品、体験治療
作品内の真実と虚実を曖昧にする事で、作品内の真実や結末を留保・ブレさせる。殺人事件があったようにみえていたとしても、壮大な舞台の1つだった。実際は死んでいない。登場人物らが映画作りなどを行い、現実の1シーンなのかその映画内のワンシーンの映像なのかわからなくさせる。あるいは、病気の患者の治療という名目で、彼ら彼女らの突飛な振る舞いに、その場はあわせているが、彼ら彼女が居ないときとは全く別の言動をする。視聴者はそれで混乱する。





3、視点誤認、叙述トリック、白昼夢(妄想が見えてしまう)
2の方法とやり口は同一。ただ、2は嘘を成立させるための舞台状況作りにおいて、周りに協力させる合理的理由のある点が特徴。一方3は、ご都合主義というか、作り側の身勝手な挿入がどこまでも許される点が特徴。急に数年前の映像や状況に場面転換し、過去と今を誤認させたり、全然別の私を同じ主人公だと思って読ませたり。イカレタ主人公は、妄想空想を現実のようにみえてしまうとしたり。2と比べて3の方が自由度が高く使いやすい。しかし、嘘虚の使われ方の合理性やルール(法則性)がないと、最後に読者の納得を得がたい。ミステリであるなら、尚更、ルールを明確に遵守し、ルールが推察できるような材料も提示しなければならない。





4、手加減、ウソ、本音を言わない。
極個人的な方法。ありとあらゆる物語で一番簡単に用いられる結末の留保・ブレ。手加減していたから、本気をだすといい勝負になる。好きではないとウソをついたのが、偶然立ち聞きされてしまう。本当のことをいわない誤解や勘違いで、事態はねじれていったり。嘘虚ではあるが、これらはすぐにばれる、あるいは読者にはばらされていて、物語のクライマックス(頂上)へと、ジグザグに上る程度のものだろう。






◆おわりに

難解なものを高尚なものだと思う。考えさせられるものを高尚だと思う。考察することが楽しい。人間にとってそういう感情は確かにあるが、それらは楽しみ方の1つであって、万人に受け入れられるものではないとは思う。むしろ少数派だろう。でも、そういう楽しみもあるにはあるわけで、そういう視点・要素を意識した作品作りもアリかもしれない。



ちなみに、リメインダラーはドグラマグラの丸被りでした。構造やオチや、展開のすべて。あれで衝撃を受けた人は、その感動をドグラマグラ(過去に同じテーマを扱った作品)の方に、あげてほしいですね。帰ってきたヒトラーは、予告CMよりチープ、B級映画テイストがやばかった。それだけで投げ出したくなるくらい・・・。まぁ慣れてきたら、違った面白さを発見でき最後まで見れました。

アニメ 魔法少女育成計画 ネタバレ感想。つっまらないデスゲーム作品へのツッコミ

◆はじめに

百合風味小説として原作の名前を知っていて、今回のアニメ化でこれ幸い手軽に見れると視聴しました。が、まぁつまらなかった。色々とツッコミしていこうと思います。尚、百合部分に関しては、ガルパン恋姫無双(アニメ)レベルでしょうか。複数登場する女の子の1ペアがガチ百合。他は、百合っぽいペアもいる位。微々百合アニメです。

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)







魔法少女育成計画の概要

ある街で魔法少女16名が、人助け(キャンディ集め)をしていた折、魔法の国の使い魔から、人数を減らすような指示があり、その後も使い魔からのテコ入れで、結果的に魔法少女同士で生存のイズをかけた殺し合いへと発展していくという本作。ざっくりいえば、魔法少女が参加者のデスゲームもの。殺し合いには魔法も使うよ♪という能力バトルモノでもある。



◆色々なツッコミ

・全ライバル(全対戦相手の)死にたくない理由、勝ちたい理由が一部を除いてぱっとしない。で、結局殺人鬼やサイコな人が殺戮しまくる役回りに・・・。

デスゲームものといっても、各キャラの戦う理由、そのためなら相手を殺しても仕方ない理由の動機に感情移入できないと、淡々とモブキャラが死ぬだけなのと一緒でなにも感じないんですよね。例えば、洋画で爆発がおきて巻き込まれて死んだなぁって人を見るのと一緒で、だからどうしたと流しちゃうようなもん。ライアゲームとかみたいに動機がお金だぅたり、今回みたいに生き残りたいでも、何でもいいんですけど。だから戦う。殺す。にいきなり飛ぶのは一足飛びで思いいれできなかった。例えば、月見月理解の殺人なんたらみたいに、各人のどうしても死ぬ前に知りたい真実にするとか。ゲームだと思って既に人を殺しちゃったから、平気になったとか。もう一ひねり欲しかった。




・知力あるいは能力バトルものとして、相性の問題、対戦の駆け引き、意外な攻略法などがほぼまったくない。死ぬべくして死ぬ・・・。


不死の魔法少女を、変身できない状況で殺すとか。スイムスイムを、爆弾で倒すとか。スノウホワイトの困った人の声を聞く能力が転じて、相手の嫌な事を徹底的にやれる攻撃的能力に化けたりとか。まぁそれっぽいのも能力バトル感もありましたけど、もっとルールの盲点をついたり普通に読んでたら気づかない読者の想像の上を行く展開があってほしかった。例えば、うその能力を伝えていて、過小評価させていたけど、真の能力がやばすぎる敵とかでも倒せる展開。後は、能力のクールタイムとか、観察で弱点を発見するとか。使い方次第でまったく異なる能力の見せ方だったり・・・。



・中学生でも魔法少女は、ちょっと際どいのに、人妻の飲んだくれとか、家事手伝いの20代ニート魔法少女とか痛すぎる。


個人的偏見かもですけど、年齢が高すぎる人はちょっと・・・。キャラデザのおかげでなんとかみれる範囲になってましたけど・・・。それにいい年こいて、今の生活がある人が魔法少女なんてものになりたがらないと思う・・・。



・人材育成して引き抜こう計画はいいとして、1人にまで絞り込む必要性がよくわからない。最後の一人はマスターと魔法少女を選択できる?端末が壊れた影響は?運営(黒幕)の意図やしたいことと、今回のデスゲームが整合性合理性が薄い。


デスゲームやゲーム系の黒幕の目的や暗躍って大事だと思います。まどまぎで、QBがインキュベーターの略だったとか、人類の生まれる前から色々世話してきた今回もいつものことのはずがまどかとほむらのイレギュラーがおきたとか。筋が通っていると理解できる一方。魔法少女育成計画では何がしたかったのか、理解不能。何故一人選抜なの?何故別の世界から人を集めようとするの?マスターとかで次の試練のための人材にする意味あんの?(実際候補者全滅させたパターンもあるみたいだし)魔力の強さ弱さ、能力の性質もあるんだから、その辺で選別できないの?殺し合いと記憶を奪うだけをなんで簡単に変えられるの?絶望した魔法少女がやけになって現実世界でテロやらなにやら破壊活動しないの?運営の目的と目的に合致した行動をとってるかは、そこそこ重要だとおもう。ただ、上述の能力バトルとか、各キャラへの感情移入とか、各シーンの盛り上がりがもっとあれば、ここまで細かいところは気にならなかったと思う。


◆終わりに

デスゲームは、人がバンバン死ぬことでグロさやシリアス、インパクトが増して、普通の作品よりも人の注目を集めやすい性質はあると思う。ただし、スポーツで戦うスポーツ漫画やらと本質はなんら変わりなく、結局は、ライバルや相手にも感情移入できる魅力(目的や戦い方や生き様)が必要なこと、そしてその強そうなライバルにどうやって、そしていかに派手に格好良く勝つのかとやってることは一緒である。


ただ、謎の組織、黒幕、運営の思惑。この辺りは、スポーツ漫画にはない要素だが、もう少しや視野を広げれば、上層部や上の狙いと、それを知らないで建前の指令で動かされる現場とかの構図も良く見るわけで。運営と目の前の敵という2つの敵を相手に戦うみたいな葛藤・構図の面白さも大事だなぁと。


最後に一言。家の前で困っている女の子に、家の前付近で落としたであろう鍵を拾って渡してあげれば、主人公を命がけで守ってくれる魔法少女ガールが手に入るそうな。そんなちょろい奴がどこにいんだよ!まぁ、微妙に主人公と百合してくれて嬉しかったですけど・・・。