創作と表現方法の分析
これまで書いた小説やゲームの創作作品をまとめておこうと思いました。技術の問題で、うpしたものはほとんどすべて削除してしまったわけですが、頭の中だけに残しておくのは、少し寂しいので、備忘録かわりに作品とあらすじを書き残しておこうと思いました…
箱男 (新潮文庫)作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/05メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 69回この商品を含むブログ (226件) を見る ■メインテーマは、視点 この小説のキーワードは 【視点】である。 ・見ること見られること。 ・見られる…
コードギアスを見ていると、主人公の他に、様々な立ち位置の登場人物があらわれ、物語を複雑にしている。其処から、物語を複雑化する、視点を増やす技術についての構想を得た。 ■段階的な、視点の複雑化・複層化 ●1、a 対 b (或る組織の)個人同士が戦うも…
最近読んだ本で、過労死100当番の弁護士が出した本を読んだ。それをもって考えさせられた。適切な表現(適切な媒体)とは何だろう。 ■考えさせられた経緯 時間を売るお店。その言葉に惹かれ購入。1日26時間で生きる人に生じる新たな苦痛。26時間生き…
自分には、世界や人間の生き方が、あるテーマに沿って見える。そういう1つの視点や見方で世界を長く見続けることを専門性・個性というと思う。 自分のテーマは、 1、人間の生き方の悲しみや無情について 2,愛について、女性について、性・男女についてS…
小説や物語を作る上で、4象限にまたがる魅力の理論を展開した。ストーリー部分とキャラ部分による魅力であり、作品の魅力を分解したものといえる。 ストーリーの魅力と キャラの魅力 1象限 謎(タイムマシン)そのものへの探究 動機付けの描写 2象限 謎(…
文学に隙というものは許されない。面白さは、完全なる集中によって生まれるからである。文章中に1つでも隙がある場合には、その瞬間に作品への集中が崩れる。作者や作品への信頼感と言い換えても良いと思う。小さな視点では、1つの文章の文法構造や誤字脱…
文学であれ、映画であれ、音楽であれ、それは、何か心の中に思いついた感情・考えを形にしてはきだすことだ。今回は、その詩という手法で形にするにあたっての注意事項を書き留めてみる。武者小路実篤詩集を読んでのメモ書き。 ■詩の魅力について 詩を作るこ…