とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

詩の書き方について

文学であれ、映画であれ、音楽であれ、それは、何か心の中に思いついた感情・考えを形にしてはきだすことだ。今回は、その詩という手法で形にするにあたっての注意事項を書き留めてみる。武者小路実篤詩集を読んでのメモ書き。

■詩の魅力について

詩を作ることは、思いを形にすることであるから、どんな手法や、やり方も基本的には許されるし自由である。しかし、面白い・魅力的に見える詩は、どちらかといわれれば、それにはある傾向がある。それをメモする。

1,斬新なテーマを見つけること (天気の本当の姿を私は知らない。など)
2,共感できるテーマを見つけること(同じような経験をした人にむけて書く)
3,長さの調節=抽象と具体の調整=説明をどこまでするかの調整 (目安は15行)
4,リズム=改行や押韻の工夫
5,構成=前味、中味、後味のイメージで作る。

■その他 めも

ひたすら抽象的にして、誰でも共感できる詩を作ることも可能。ただ、それは難しい。
武者小路実篤は26歳から80歳まで詩を書いた。それをまとめて、本人が選んだ詩を編纂したのが今回読んだもの。
武者小路実篤の詩は、独特で一般的ではないらしい。話し言葉で書かれていることや、簡便な言葉でかかれてることによる。
共感(経験)ができるようになった。詩を読める年齢になった。しかし、まだ老いや死についてのもの、美についてのものには共感できないのが残念である。

■作品の抜粋 〜友達の喜び〜

友達と話しして、
話がはずんできて、
二人の心が、
ぴったり、ぴったり、あって、
自ずと涙ぐむ時、
人は何者かにふれるのだ。
何者かに。