とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

性異常と性倒錯の原因について

フェチシズムや、同性愛など、性の異常や性の倒錯関係が性において現れることがある。では、そういった原因はなんなのかについて書く。

■異常と言うからには、正常とはなんなのか??

正常から乖離したことが、異常である。ならば、性の正常な状態とは何であろうか。考えてみると、それは、両者が対等で肉体的にも精神的にも成熟し、理解し合っている関係ではないだろうか。

■性に対する罪悪感と、劣等感。そして……同一化の相手。

題意の通り3つの要因によって、影響される。
1,性に対する罪悪感
2,性に対する劣等感
3,性行動を同一化(模倣・お手本)する相手による


1,性に対する罪悪感があると、性行為を行う事への抵抗が生まれ、性行為の実行に本心とは別に躊躇する。
2,性に対する劣等感とは、自分の性を象徴する面に自信が持てないことにより、性行為や性的なことその物に躊躇する。
3,主に両親を見本に、男女の関係性のありかたを学ぶプロセスが行われる。しかしその時に、うまく自分の性を象徴する相手の行動を真似る=同一化できないと、本来の性の在り方を学ぶことが出来ないということである。男性的でない父を持つと、男性らしさを学べなかったりする。

ゆびさきミルクティーという漫画と関連させて、上記の説明。

自分の好きな漫画ゆびさきミルクティにおいて、この説明がぴたりと当てはまる。
両親の不仲から、男女関係や性的関係そのものに、無意識に不安や崩壊を危惧する主人公。これを背景に【性への罪悪感】が芽生える。主人公の隣の家の家庭では、母親の振る舞いによって、幸せな家庭が築かれている。これを背景に、主人公は、幸せな家庭や良好な男女の関係の在り方を、隣家の母親の振る舞いから学び真似しようとする。=同一化である。 
こうして、男の性的なものに毛嫌いを見せて、女性に対して最後で踏み出せない・・・女装をする主人公の誕生となる。こうして考えると、両親の不仲が原因でいろいろとこじれていくものかもしれない。よく聞くありきたりな設定だが、そういうものなのだろう。