とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フランクル  『夜と霧』を読んで

第二次大戦中。ドイツのアウシュビッツ収容所で行われた凄惨な出来事について、奇跡的に生還した心理学者が書いた作品。事実を描くというよりも、その出来事を目の当たりにした内面的な心の揺れ動きを書いている。(正確には、いくつかの収容所へ移動したた…

就職面接でみるべき3つの条件 ー成長する人材か??ー

結論から述べると、 1、思考力と表現力 2、知識・新情報の獲得傾向(内発と外発で分類) 3、素直さと謙虚 =自己批判性 ■はじめに 人の何を見るべきかと考えたのは、人が成長する生き物だからである。また、表面的な知識を、誰もが持ち得る時代になったか…

コミニュティの限界 その2 φ

前回の書き込みで、 1,発言に反応すること 2,確立され、絶対化したルールでないこと を重視して、集団のコミュニティの運営を考えた。 『社内ブログ革命』という本を読んで、いくつかヒラメキを得た。それを書く。 先に、結論を言えば、 ・個人ポータル…

キャラの魅力に関しての理論の延長

『美少女の現代史』という本を読んだ。その中でキャラの魅力に関わる部分を取り出して、自分の知識にしたいと思う。以下いくつか面白かった話。「美少女」の現代史 (講談社現代新書)作者: ササキバラゴウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/05/20メディア:…

コミュニティの限界 あるいは集団の限界 Ψ

集団は2つの形態がある。1つめは、目的達成型。2つめは、コミュニティ型(仲良くするための集団)。どちらにせよ、コミュニティ的な側面、つまりコミニケーションの側面はかかせない。 人間はコミニュティを持っている。それは、日々の雑談をしたり、考え…

本:『真理先生』で面白かったこと

著:武者小路実篤の本の一節にあったことについて書く。自分も共感した内容を簡単に自分なりの説明を付け加えて、書いてみる。真理先生 (新潮文庫)作者: 武者小路実篤出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/07/02メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この…

考えることと実行することの、判断基準。φ

実行を伴わないと知識の発展が難しいと考えた。では、知識を得やすくするために自ら実行の場を設けるべきなのか。そして、実行の基準を何に置くべきなのかが検討の余地が残っていた。それが見つかったので、私的な自戒だが、ここに書く。はじめに結論を言う…

真似ると、学ぶ その2

真似ることは学ぶことであり、それは物事の理解の枠組みをすりあわせる行為だとした。そこには、自尊心的な問題もあるが(ライバルからのアドバイスは聞きたくない)この、枠組みのすりあわせ事態がやはり相当難しい。 ■枠組みのすりあわせの難しさ 最近いろ…

真似ると学ぶ

両者は似ている。新しい知識やスキルを手に入れるときに、真似る(他者からの知識を自分の物にすること)がそのまま学ぶことになるからだ。どこかで聞いた話だが、人間の考えることの99,9%は、それまで蓄えた知識のつぎはぎだ。つまり、自分で考えたこ…

小説の技巧 ー視点(登場人物)の複層化ー

コードギアスを見ていると、主人公の他に、様々な立ち位置の登場人物があらわれ、物語を複雑にしている。其処から、物語を複雑化する、視点を増やす技術についての構想を得た。 ■段階的な、視点の複雑化・複層化 ●1、a 対 b (或る組織の)個人同士が戦うも…

競争しない経営戦略論??  Ψ    

商店街が衰退してる。 店主は、高齢でやる気がない。 いくら税金かけても、やるきないなら、効果も期待できない。 むしろ、競争しない戦略をとり、死んだらたたむぐらいのつもりの、 ”だらだらと店を続ける方法”を考えてもいい様な気がする。 100年生き残…

何で、どういう風に、表現するのが適切なのか 構築中・・・・ Ψ

最近読んだ本で、過労死100当番の弁護士が出した本を読んだ。それをもって考えさせられた。適切な表現(適切な媒体)とは何だろう。 ■考えさせられた経緯 時間を売るお店。その言葉に惹かれ購入。1日26時間で生きる人に生じる新たな苦痛。26時間生き…

ロリータ ウラジミール ナボコフを読んで

題名の本を読んだ。自分は新潮文庫の訳のものを読んだ。 興味深い点は、2つあり、 1つめは、ナボコフが生み出したニンフェット理論であり、 2つめは、ロリータと性的関係をもった後の、作品の破綻である。 ■ニンフェット理論とは、 10代前後の少女10…