とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

人の行動に関する理論の完成系 (抜粋)

或る人間が、行動を起こすためには必ず3つの条件が居る。

■1,それについて よく知っていること。

その物事の全体像の因果関係を知っていること。
2,3に関わる情報も把握していること。


■2,それについて 自分の影響力をもっていること

行動するに当たって、自分でなければならない。という自分の重要性がそこにあるか。
自分はなにをすることができるのか、自分を知っているか。
自分が必要とされていると認識できるか。


■3,それについて メリットが明確で一致していて、かつ、デメリットを上回るか

その出来事を達成すると、どういう評価を貰えるのか。またその評価をもらえる確率が現実的か、を理解している。その上で、自分の希望しているメリットと或る程度一緒なのか。



・デメリットはいくつかあるが 大きいのは
孤立性といった、集団メンバーとの仲の良さがある。
自分一人でやって嫌われるという予測がデメリットであるし、
嫌いな奴も同じ評価を受けるなら、なんで俺が頑張るんだという意識が生まれる。

期待値を考えて、かつそれが現実的に訪れそうなメリットか。
その行動をした場合のデメリットは、どういうものがあるか。これを総合的に判断する。





行動をおこさせるのは、やる気。モチベーション(動機付け)ではない。つまり、褒める。励ます。褒美を挙げる。そんなものではない。
2,3。どちらが足りないのか判断した上で、それに関わる情報を提供することが、本当に行動を起こさせるために必要なのだ。
定常業務においては、他の人とやることは一緒かも知れないが、あなたの仕事は他の人よりこういう感じだね。ということをいうため、一見すると褒める。という行為に見えるが、真実は、2の分野の、相手の意識変革なのだ。




■追記 より詳細化。

行動には、時系列的な流れや認知的プロセスがある。
1、事象が視覚や情報により知覚される。
2、自称の直観的な善悪の判断がされる
3、問題に格上げされ、マイナスと、困難さと因果関係の把握に、自分の簡単な行動範囲内でつとめる。

4、自分に関わる不利益。自分が関われる影響力、自分でなければできないのか。の順にチェックが働く。
5、解決時の未来を予測し、コストが先行的に意識される場合には、自分へのメリットの一致。その未来の訪れる可能性、報酬の大きさを考える。
6、到達・行動目標と、困難さを理解した上での行動計画がたてられ始め、行動する。




以下、注意事項(補足理論)
2の段階で分岐.善悪の判断に抵触しなければ 問題とならずに棄却される。
判断基準は、 分別性(その人の中で、その時だけか)  一貫性(その時だと、つねにそうか)  一致性(その人だけでなく、みなもそうか) 
一言でまとめるなら、★必然か、偶然か。 自分の中で、必然か 偶然か。因果関係的な?、必然か、偶然か。他者と比べて、必然か、偶然か

3の段階で分岐、問題になったとしても、問題の情報収集の結果、棄却される。
・情報収集能力の欠如(簡単な探索能力)により、情報が把握できなかった。★起きる不利益の明確な大小と発生確率  ★問題の因果関係   ★問題の困難さ

4の段階で分岐  問題の中で自分がどのように関わるべきか。の理性的な判断が行われる。傍観という意味で棄却される可能性も。
★自分にとって不利益か   ★自分が関われる影響力   ★自分にしか本当にできないのか

5の段階で分岐 コスト意識メリット意識で分断される。
外発的(外在的な要因)の動機づけによる場合は、★報酬を明示し、★実現可能性   ★メリットの一致   も考える必要がある。




時系列的に★をまとめなおすと、以下のようになる。
1★必然か、偶然か。
2★起きる不利益の明確な大小と発生確率    3★問題の因果関係     4★問題の困難さ
5★自分にとって不利益か     6★自分が関われる影響力     7★自分にしか本当にできないのか
8★報酬を明示     9★実現可能性     10★メリットの一致