とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

不作為的問題解決のすすめ

旅行の計画を建て、旅行へ行った。ある選択肢、A案 B案のどちらに対しても情報量が乏しい、あるいは、そもそもどちらでも良いという場合には、自然発生的な雰囲気や不作為的な決定で意見がまとまる。この現象について書く。


■現象の説明

前に書いた行動の理論に関係する。現状の状況認識・問題把握が−でないような希望的観測に基づいている場合には、現状を問題とは捉えずに大きな行動をおこそうとしない。そこでは、『なんとなく・感覚的に』という決定が下される。例を示すなら、お昼の食事をを決めるとき。集団の中に、1000円以内で食べたいという強い動機に動いている人がいる場合は、昼を食べる場所を気にしていない他のメンバーは、それに流される。



■現象の利用・応用

1,自己中心的利用。【誰も気にしていない場合は】すこし強く言えばいい。それで用意周到な工作をせずとも現状の問題を自分のやり方で、中心となって解いていける。



2,促進的利用。情報量が乏しい(想像力)が故に、現状の問題のデメリットやその発生確率を軽視している場合は、その問題は本当に深刻であることを伝える。解決策までいちいち教えたり示す必要もなく、本人が考え出すこととなる。




特に、2番の意識が重要である。自分の考えを用意周到に張り巡らせて相手の行動のすべてに対応しようとするのではなく、相手の意識を自分と同じ方向にするための質問をすると言うことである。これは、次の議論のための議論に近い項目の書き込みとなった。