とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

集団の意見対立を 撲滅するために

集団討論や会議といった、集団で話して方向性を決める時の失敗についての考察。意見がまとまらないときのそもそもの原因について


■対立についての理解(その構造。)

意見対立の構造を解説すると、それは以下の3つである。

1,目的の対立
2,目的を達成する方法決定の対立
3,二人が同じ事を話していても使っている言語の違いによる誤解の対立。

注意:3は、実際話していると解決するし、そもそも経験上あまり起きたためしがない。

一応例を出しておくと・・・
1,一番美味しいケーキが食べたい  と  安いケーキが食べたい など
2,安いと私が思うのは、 スーパーだ。  いや、私はファストフードだ など
3,100円のシェーキとかいう奴がいい  と マックシェイクがいい など  



■それは、決定権や決定方法の不在である。

対立構造が解決されないで、二人の関係までこじれるような原因は、決定権や決定方法の不在にある。結局の所、価値観や経験で身についた経験論や思いこみで、目的と方法は、自分の中で決まっていく。そういった思いこみに近い仮説や、価値観レベルの話がもとになった意見で、どっちが目的をより達成できるのか!! を互いに主張し合っても、それは証明できないのである。だから、論理的な解決はない!!

言い換えるなら、それは議論して解決できるような類ではないのである。どっちの思いこみが正しいか議論しても、思いこみなんだから平行線のままである。

■このそもそもの原因の解決策は、事前準備

だから、平行線になることが目に見えるので事前に思いこみ同士の対立が起きた場合の対処方法、決定について決めておく。
2つが基本形。1人に任せるか。皆で決めるときでも明確に定まる方法をとるか。
1,最終決定権と、それに伴う責任を、決めたTOPに与える
2,皆の自然な合意や納得が得られないときは、多数決で決めることを了承させておく。


議論のための議論。ということで
どこかに書いた話し合いをするための準備についての追加考察となったのかな。