ブログ再開 王の道と哲人の道
今までのように哲人になる道だけを突き進むのはもうやめる。現実へ関わっていかなければならないと思うからだ。ただ、今後は出来るだけ王の道を進むにしても、考えるということが無くなるわけではないと思ったから、また書こうと思う。
■人生を進む上で、2つの道がある
人生の意味や目的というのは、自分の理想を達成することである。(真理先生のページで書いたように、ただ生きられればいいと言う人もいるが。それも1つの望みだ。)では理想を追求する道とは大きく分ければ王になる道か、哲人になる道しかないと思う。哲人の道とは、自己の精神的な完成や円熟を指す。王になる道とは、自分の思い通りになるように世界を変化させることである。言い換えるなら、哲人の道は、理想の”人間像”を追求し、自分で実践すること。一方、王の道は理想の”世界像”を追求し、周りをその世界に向けて動かしていくことだ。
■今までの反省と決意
今までは、正しいものとは何か。真理とは何かばかりを追求してきた。そしてなにか信じられるものを発見して喜んでいた。だが、それで発見した真理は結局社会で使えなかった。実績がない、言葉の重みがない発言など、言っても誰の心も動かせないからだ。結局のところ、徳の高い人間になれば後は周りがついてくるとか、そういう昔の偉人的なお気楽な考えを自分はもてなかった。だから、これからは哲人の道だけではなく、自分は自分の良いと思うことを周りにちゃんと広めたり提供したいと思う。だから、王の道を進んでみたいと思っている。
■王の道とは
理想の”世界像”を追求し、世界を変化させることだ。いってみれば、自分より外の、世界が自由になることである。思い通りにするには、世界を変える能力を手に入れるか。あるいは、同じような価値観の人と行動を共にすればいい。前者は、外の大きな世界を変えようと奔走していくこと。後者は、思い通りになる狭い世界、閉鎖空間を作ることだ。どちらも、一応思い通りと言うことでは変わりないと思う。
であるから、一般的な表現を使えば、
・企業、組織、NPO的なもの。
・趣味仲間
・友人
・恋人、夫婦
・共同体 など
ただ、友人や恋人の閉鎖空間を1つ作り上げて、思い通りの世界を手に入れて満足とはならないのだ。自分の叶えたい理想は、楽しい生活ができることだけではないからだ。
■企業、組織、NPO的なものを目指す
結局の所、【独立】という単純な一言に帰ってきたように思う。とはいえ、上のような広い視点で何か世界に影響を与えるようなことをするという意味を込めたい。というのも、小学生にだって出来ることがあるはずで、既存の独立の言葉のイメージでは本当の意味が込められていないように思うからだ。今後は、独立(本当は使いたくないけれど)について考えていこうと思う。自分のしたいことをするには、どういうことが必要なのか。どうすればいいのか。