とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

東のエデンを見て

一言で言えば、反社会的な急進主義を主張・助長するアニメ。その割には、その具体的な方法論の所は、ジュイスというとんでもアイテムにお任せという話。まぁ、そのトンデモアイテムのおかげで、具体的社会転覆方法のアドバイスを表現せずにすみ、”犯罪のススメ”(社会転覆方法)のアニメにならずに済んだのかなと思う。




漫画で言うと、同じようなジャンルとしては、『キーチ』がそうだろう。キーチの方が、もうすこし具体的でリアリズムを追求しようとしている感はあるが・・・まぁ、どちらも所詮夢物語であることには変わりない。夢物語はいいすぎだな。自分が無政府主義あるいは共同体主義なので、政治や政府という概念を必要としていないのだ。だから、新しい政治体制を求める思想はあまり自分の方向性じゃないということだ。



ちなみに、結末は劇場版に続くのか二期が作られるのか、原作を政策途中なのかはわからないので話せない。一応、アニメの最後だと、ポリス的な形で総数の民意をしっかり反映させるべき。と終わっている。それは、電子投票をイメージしてもらうといい。情報テクノロジーを利用して、大多数の意見や賛成をつのり、その中の誰か1人のすばらしいアイディアを採用して国として資源をわりあてて推進していけば全て上手くいく。と話がまとめられた。実は結構底が浅いテーマ設定しかできていなくてがっかり感はある。
作中では、皆が会話や議論を的確に行えるツール?情報テクノロジー?として東のエデンというシステムが使われていた。まぁサマーウォーズのOZ的なイメージや、既存のツイッター掲示板の3次元的表現による階層化・体系化システムということだ。全ての会話等のソフトにおいて階層化と体系化をもっと柔軟にわかりやすく行うシステムを作りたいが自分には無理だ。笑



さて、話がまとまらなくなってきた。
東のエデンを、もっと面白くするためには表現や脚本においていかなる工夫があるべきだったかというところも話したい気がするが、自分が何かを制作する側じゃないので、その点も、しかるべき時に、しかるべき人が、しかるべく語ればいいと思うのでスルー。