とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

『なのは 三期 ストライカーズ』を見て

記者会見で、今回は家族をテーマにした物を作るといってたけど、まさにそのテーマを表せていたと思う。(制作発表まで見てる癖に、実際に見たのは2年?遅れでスイマセン^^;;)なのはシリーズの次回作はヴィヴィオ主人公かなーと思っていたら、そうらしい。最近発売された漫画をみてそう思う。

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.7 [DVD]

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■家族というテーマと、フェイトママ なのはパパという役回り

なのは、フェイト。ヴィヴィオ(義理の娘)の三人で家族ということなのだけれど……昔から期待してたキャラの二人が、百合強めの家族になってくれて自分は感無量だ。あんな小さかったなのはが、いつのまにか厳しい父親役で、一方、意外とおどおどする感じの心配性の母親役がフェイトだ。子供の頃の負けん気一杯のフェイトから成長したな〜。



特にその役回りが象徴的なのは、13話と14話?だと思う。

1日目:ヴィヴィオが転んだときの対処。
次の日:ヴィヴィオが食事で嫌いなモノに困ってるときの対処。

父親のように、手を貸さないで自分で乗り越えさせようとするなのはに対して、母親のように、すぐに「怪我はない??」と駆け寄るフェイト。最初は、教育方針の違いとまで言えるようなピリピリした対立の空気をすこし感じた。ただ、2日目の出来事になるとファイトが黙ってなのはの方針に従っていた。あぁなんかまた1つ、ファイトとなのはが役回りややり方を共有して、家族に(より親密な関係に)なれたんだなーーと感動してしまった。その感動から、1日目の転んだ日の夜の出来事同人をコードギアスの時のように考えてしまった 笑



■プロット??  【対立を乗り越えて深まる絆】

・帰宅後、いちゃらぶを数ページ。
・食事時。ヴィヴィオが苦手な食べ物を残そうとしている
・なのはが、食事の席から少し席をたつ(飲み物でも取りに行く
・ふぇいとが、ヴィヴィオの異変に気づいて仕方ないわねと甘やかす。
・なのはが戻ってきて、その異変に気づく。困惑の表情。
・お風呂。いちゃラブ
・湯上がり。濡れ髪を全面に 笑
・就寝
ヴィヴィオが寝た段階で、先程の甘やかす関係についてなのはが話はじめる。
・教育方針の対立議論をしつつ、すこし会話の熱が高くなってきたところではっと気づく。
・ルールを思い出す。前の出来事を思い出す。
・前に生活していくうえで、対立したけど乗り越えてきたことの話を挙げていく。
・なのは方針で和解。また1つ密接な関係になったね。いちゃらぶ。エンド。



生活をする上で、相性が良いって言うのは、価値観が似ているって事だと思うわけです。部屋の掃除頻度はこれぐらいでいいとか。週に1回は外食したいとか。週のHは3回ぐらいが丁度良いとか………。極端に言えば、もう1人の自分との生活だったら、何も気苦労はしないと思う。
まぁ、何が言いたいのかというと、どんなにベストカップルでももう1人の自分ではないので、価値観や感覚がずれるときがある。でも、それをすりあわせて乗り越えていったから家族(一緒に生きる)になれたわけだし、それでこそのベストカップルになれるということ。
なのはやフェイトが同棲して数年ぐらい経ってそうなので、その同棲期間にあった2人だけのすりあわせの時間。2人が積み上げた時間。そういうものを感じさせる同人誌を作りたかったということですね。Hしまくるカップル=ベストカップルというのも1つの解かもしれないけれど、精神的な繋がりの強いカップル=ベストカップルという理屈の延長にある、なのは×フェイト本を作りたかった。