とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

僕は友達が少ない〜ラノベらしいラノベだ・・・〜

略称”はがない”の漫画版を読んでみて、面白かったので一気に原作を読んだ。

正直、ラノベらしいラノベだなぁ・・・と感じだ。

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)




ラノベらしいラノベというのは、つまり、キャラ立ちがある程度しっかりできているけれど、ストーリーがスカスカの話のことだ。勿論、例外はあるが、はがないはその代表格だと思う。笑  例えば、怖い話をしたみんなが怖がった。という展開だ。実際どんな話をしたのかが文章に出てくるわけではなく、みんな怖がったの一言で片がつき話が進む展開には驚いた。端的に言えば、表現力がないだろう。感覚的に言えば、読後感がものすごーーくあっさりしている。漫画化→アニメ化流れを予想してしまうけれど、15分アニメで、コントじみた演出をしなければやれないだろうなぁ・・・アニメ化は無理そう。




しかし、それなりに面白いから不思議だ。

美少女が「エア友達と話していただけだ!!」とのたまい。
美少女が「男と仲良くなってどうすんのよ??」とギャルゲーにいそしむ姿だったり
美少女が「我名は・・」とかいう邪気眼だったりと
【残念な美少女萌え】

という新ジャンルだから面白いのかもしれない。


この残念な美少女が面白い理由について、穿った見方をすれば、美少女という高い地位にいる女の子を、残念な子というマイナスステータスを追加することで地位を下げる。そして、自分より美少女を精神的に下に置けるようになる。草食?オタク系?男子は、こうまでしないと美少女と同等や対等に付き合えると思わなくなったのかもな。理想的な容姿のキャラを作り出したけれど、逆にそんな子が俺と付き合ってくれるわけないと卑下し、理想的な容姿のキャラが自分を好きになってくれる理由作り(−作り)を無理やりしたというところだろうか。いろいろとオタクの心理は面倒くさい。