とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

企業文化・組織文化の形成過程について

一言でいえば、一番上の人とその付近の数人によって決まると考えたという話。

■企業文化とは

企業文化・組織文化は、ルールや作法と言い換えられる。この集団に属しているときは、こういうルールに則って行動をしなさいということであり、つまり、こういう行動をすべきという価値観の集合体である。

■企業文化の形成とは

こういう行動をすべきという価値観はどうやって決まるのか。それは、各集団の目的とそれを達成する方法の選択によって決まる。その目的を明確にする作業(企業なら金を稼ぐを明確に定義するということ)と、目的をより達成する方法を選択する作業(金を稼ぐにはこういう戦略がいいと選ぶということ)を決定する人の決めた内容によって、こういう行動をすべきまで(その戦略を分解すると・・・こういう行動をとれということ)、落とし込まれていく。


であるから、トップや、それに準ずる人たちの生き方や考え方が、集団内に広まっていく。目的や戦略、戦術を決定できる影響力を持った人と言い換えても良い。大規模の集団ならば、自分の属している小隊独自の文化があるかもしれないが、それも小隊の中で、影響力を持つ人が決めたことのはずである。


■以上を踏まえて、発展的な見解・解釈

○企業・組織のカルチャーに馴染まないという事態は、だからかなりの悲劇である。TOPが変わる(TOPの考え方が変わる)という事はそうそう起きないからである。一度馴染まなかったら数十年まっても馴染むことはない。我慢するしかない。個々人の許せる範囲・許せない範囲にもよるが、企業なんてトップだけが居心地のよい空間。の代名詞なのではないだろうか。


○自分のやり方が正しいと思っても、自分が隊長の部隊を作るか、その集団のTOPまで行かなければ、既存のやり方は変わらないということである。そして、そのやり方を集団内に納得させるために、新しいやり方を”今までよりは”成功させなければならない。