映画 サマーウォーズを見て
映画サマーウォーズをみていて感じたことをいくつか
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: DVD
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■おばあちゃんという偉大な存在。師であり、リーダーであり、慈愛である。
最初はそこまで感じなかったが、後半からおばあちゃんを見ていると、人間としての徳の高さに感動した。師として、教えを請いたくなるような人生の知識を蓄えた方だし、的確に指示して物事を決めていく様子に、統率力を感じた。そして、母として、おばあちゃんとしての慈愛。周囲の人の心を救おうとする暖かい心だろう。あういう歳の取り方をしたいものだ
■声優があってない。
抑揚がなくて、感情がこもっていないようで・・・シナリオや動画を作った方の傑作を台無しにされている気がした。
■なつき先輩が可愛くない
漫画だとそれなりに可愛かったのだけれど、映画だと・・・あまり可愛くない。ヒロインのために主人公が一念発起するのだから、ヒロインをもっと美しくしてくれないとやる気が燃えない。おまえのためには、命かけられないよ。
■ネットのコミュニティとして、現実的な未来像だなと感じた。
セカンドライフ的な、OZという仮想のコミュニティが舞台になっている。(10億人が参加し、世界の企業も出展するようなもの凄い規模だが)ネット上のショッピングモールが、現実のショッピングモールと変わらないように可視化されているシーンで特に、あぁ、将来的にありそうだなーと感じた。ネット上での売り買いの不安感や不信感が一番ネット化の弊害に思うからだ。ようは、便利なのはわかってるけど・・・なんかこわいでしょっていうアレです。すると、こうして現実のように可視化し、現実とネットの購買に関わるプロセスやシステムをできるだけ同質化すれば、不安感はなくなるんだろうな。とそう思いました。