とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

幼児・子供の知育の基本方針及び、いくつかの具体項目対策の備忘録

◆はじめに

子供が生まれるにあたって、親としてできるだけのことはしてあげたいし、子供にとってよくないことはできるだけ排除してあげたいと思う。それが親心だと思う。というわけで、子育て関連の本をいくつか読んでみてわかったことを備忘録代わりに書いておく。

 

 

 

 

◆基本方針や一言メモ

・お手本をみせる。(モデル)

・愛情をもって接し導く(メンタリング)

・安全を確認したうえで、子供を見守る。過干渉を避ける(モニタリング)

・子供の声やしぐさに反応する。よく十分なコミュニケーションをとる。

・子供と触れ合う、十分に抱きしめてあげる。いやいややしがみついてきたら安心させる。子供をマッサージしてあげる。スキンシップを取るようにする。

・他人の子と比べすぎない

・育児の失敗を恐れすぎない。なるようになる。 

・大声を出したり、感情的にならない。

・母親のストレスを減らす。子供にもイライラや不安焦りは伝わる。

 

 

親を見て子供は育つ。背伸びも見栄もいずればれるし、子供はお手本を見ても意図とは違うことを感じて親とは違う人間になっていく。けれど、自分をしっかり伝えて見せる。なにかあったらそばにいる、守ってあげる、抱きしめてあげるよと支えになるよう愛情をもって接し、不安を取り除くよう抱きしめてあげる。子供の安心安全地帯を示すことで、挑戦飛び出していく勇気が生まれる。重大な危険が及ばないかだけよく見守って、自由にやらせてあげる。全部全部先回りして考えを押し付けて、子供のいうことややることを止める親にはならない。失敗して学ばせればいい。子供が集中し没頭していることを喜ばしく思うようにする。

 

 

 子供の仕草や声や動きに反応して応答することで、子供の理解反応が向上する。コミュニケーションを十分にとることで、子供との信頼関係も深まる。同様に、スキンシップをとったり、抱きしめてあげることで、不安感やストレスを減らし、信頼関係も深まる。子供の自尊感情の向上にも効果があるようだ。

 

 

子供の発達は十人十色。一番早く話した子がノーベル賞をとるわけでもないし、早く立った子だけが、金メダルをとるわけでもない。各自の段階やペースがある。比較することで子供の自尊心をいたずらに傷つけることすらある、慌てない。ただし、病的、遺伝的トラブルなど早期に対処すべきものもあるので、この時期になってもこれができてない場合は注意と、最低ラインだけは時折確認。

 

 

 

自らを振り返って、2,3歳の頃のあの出来事が・・・と、大きく人格に影響を与えた等と思い出せないように。子育てで数度の失敗があっても、それがおをひくことはない。過剰過敏になりすぎず、落ち着く。

 

 

大声を出したり感情的になることはマイナスである。子供の時期にもよるが、理性的に話しかけたりする方がよほど効果がある。両親のケンカや母親のストレスなどの負の感情も子供にはしっかり伝わる。気を付ける。

 

 

 

 

 

◆しつけ

・時期に応じて目標と内容を変える

1歳までは不要無理。2歳までは、気をそらすなどで代用。2歳半までは、ダメなことは明確にしていきつつも、気をそらす行動するなども併用。3歳になれば、十分わかるので、言葉で明確に伝えていく。

 

・ルールは明確に、シンプルに。そしてしっかりと守らせる。

子供にもわかるように、シンプルで明確な言い方や内容にする。そしてそれを子供に守らせる。親が手本も示す。約束はしっかり守る。守らせる。

 

・感情的にならずに諭す。ダメなことをしたことがわかるようダメルールも明示

大声を出したり、怒鳴る意味はない。人間性を傷つけて逆効果。ダメなことをしたときには、今のはダメだったと子供が反省したり気づくように、明確でシンプルなダメルールを用意する。キーワードを使用したり、罰を与える、遊びを中断させるなど。

 

・親が我慢する。こらえる、耐える。

親も時にぐっとこらえる。線引きが非常に難しいが、抱きしめてばかりいたら、泣けばそれですむと思うかもしれない。ぐずることをやらせないでいたら、ずっとそれをしないかもしれない。安心させてあげること、子供の興味関心を尊重することと、しつけは時に相反し、親がこらえてじっと待つ、耐える、できるまで見るだけ等をする必要があることを準備しておく。

 

・ご褒美、うれしいこと、楽しい気持ち、達成感を利用してみる

 できないことを、できるようにするために時にはご褒美や、それに類する欲しいこと、やりたいこと、楽しいことをさせてあげるという条件づけも利用してみてもいいのかもしれない。内容ややりかたに細心の注意がいるとは思う・・。

 

 

 

 

◆子供の好き嫌いや食事、虫歯

・母乳育児を極力する。(色々といいらしい)

・母乳育児にこだわりすぎて、幼児が脱水症状、栄養不足になることは本末転倒なので、体重増加やブドウ糖値を踏まえて、粉ミルクも併用する。

・子供の舌は大人と違う。機能構造的にうまいまずいが違う。育児視点での離乳食などをつくりながらも、その大前提を忘れずに接する。

・妊娠中に食べたものも赤ちゃんには伝わる。妊娠中からバランスの良い健康的?な食事を心がける。多種多様ものを食べるようにする。

・新しいものをいろいろと食べさせる努力をする。嫌いであっても十数回はチャレンジする。大事なのは、食べなさいと強制してストレスを与えるのではなく、楽しく食べてみようという気にさせる創意工夫。親も率先して食べる。

・ビタミン、ミネラル、葉酸、カルシウム、必須脂肪酸たんぱく質を赤ちゃん時代から意識する。大人の栄養的観点と一緒。

 ・最新のアレルギー予防は、幼いうちから少量ずつ接種という説がある。アレルギーに関しては様々な考え方があるが、とりあえずいろいろ与えるようにしてみようと思う。

 ・子供の虫歯でも、永久歯に影響を与えるものもある。要注意。

 

 

 

◆子供を賢くさせたい。考える力を伸ばす。独創性をもたせたい。

・赤ちゃん言葉(高い声で抑揚づけて)で話す。ボディランゲージなど視覚的要素も踏まえて、アイコンタクトをとる。赤ちゃんによく反応する。

・幼児期から読み聞かせをたくさん行う。しゃべり言葉の語彙以上に、様々な語彙に触れる機会を作り、両親も時に応じて、同義語を用いる。

・たくさんの経験や成功、失敗を与える。5感を通して学ぶので、触って、鳴って、色があって、投げたり、つかめて、組み合わせたり、ばらしたり、様々な用途用法があるおもちゃや環境を準備する。親も一緒になってお手本を見せたり、子供とコミュニケーションをとりながら遊ぶ。

・子供が集中しているときが一番、学んでいる状態。集中しているときは、そのまま遊ばせてあげる。飽きたら遊びを中断する。子供をよく観察する。時には必要以上に干渉しないこと。無理強いの課題もよくない。

・関連付け、区別、分類、記憶力、意味、反対、抽象具体、因果関係、発散思考、収束思考。

・褒めすぎない。何かできたからといって褒めすぎることは、その能力への過度の自信(いずれ挫折する)に繋がるし、自己愛を強くしすぎ、失敗を恐れるようになる可能性もある。親の愛情やなにかあっても支える姿勢を見せて、自尊心、挑戦心を高める。 

 ・即興、創意工夫、自由、柔軟性、それらを見せたり、体験させたり、自ら考えさせたり触れる機会を作るようにする。与えるだけ、やるだけではなく考えさせる内容のものを用意しておく。

 

 

 

 

◆思いやりのある子にしたい

・他人の気持ちがわかる、考えていることがわかるために、絵本や実経験を通じて他人の気持ちや考えを推量する機会をもうける。問いかけや言葉選び、話し方も、相手の気持ちを想像させたり、伝えるよう意識する。 

・親が手本を見せる。

・十分に話が理解できるようになったら、自分とは立場や境遇の違う人、お金、能力、外見、個性、特徴、そういった人間の多様性と、ステレオタイプからの脱却、総合評価と個別評価など、社会と多様性について話して伝える機会をもうけるよう意識する。

 

 

 

 

◆自主性のある子供にしたい。 

 ・手本を示して、興味を持たせ、やらせてみる。一人でやらせてみる。最後まで一人でやるのを見守る。挑戦させる。余裕を持つ。子供の挑戦やイヤイヤをじっと受け止めて、やらせてみる。

・愛情を与える。心配ない、安心できる場所だと親が抱きしめて示す。

・世界は怖いところではないと、親が手本を示す。態度を示す。しかし、必要以上に無理する必要はなく、怖いなら、それにどう立ち向かうかを話したり聞いたり子供と会話をすればよい。本当に必要な時以外は、子供に注意したり怪我しないよう声を張り上げないようにする。子供の自信を損なわないようにする。

 

 

 

 

◆運動能力や音楽、

・音楽をたしなむ子の方が、スコアがいい傾向がある。同じく、日常的に運動をする習慣のある子の方が、スコアやその後の発育状況がいい傾向がある。とはいえ、すべての賢い人が音楽をするわけではないように、 絶対必須ではない。

 ・大人をまねるのだから、大人の音楽習慣、運動習慣のあるなしの効果が大きい。家族で一緒になって楽しむことが一番。

 ・運動能力に関しては、幼いうちから特化したある競技への練習は避け、様々な遊びで体の使い方や視点を磨く。15歳付近までは専門化は避ける。

 

 

 

◆子供の事故を防ぐ

・窒息死

誤飲しないように、周囲のものをチェック。ぬいぐるみや布、マットレスに埋もれるような呼吸困難もあるため、付近から離す、硬いものを使用する。

 

・危険物、薬品、誤飲

素肌につけないもの、掃除用品などの危険物や薬品は、子供が触れないところへ隠す。高いところに置く、同様に、誤飲の危険性があるものもしまう。

 

・火傷、熱湯、

給湯器の温度、キッチンの調理周り。親が飲むコーヒーなど。キッチンに入れないようにする。火を使うときや調理中、熱いものを運ぶときは、子供の位置関係に注意を払う。

 

・転落、落下

階段、窓、高い場合の玄関口。柵を設けたり、入れないようにする。

 

・破損と破損物による怪我

モノを割る、割れたものを触り怪我をすることを除去するため、割れるものはしまう。食器類や調度品。ひっぱる、ぶつかる等しても問題ないか、子供の目線で部屋を確認する。落下物がないか。棚、コード、カーテンなど、

 

・不衛生、ごみやトイレ

ごみ箱をあさらせないように、ごみ箱はわかるようになるまでロックするか、触れないようにする。トイレやお風呂の便器・排水溝等の不衛生箇所は、親の見えるところで使わせる。

 

・水難事故

 泳げる子でも、パニックになれば溺れてしまう。水のそばに行くときは子供から確実に目を離さない。お風呂場の水やプールに注意。お風呂場での転倒にも注意。

 

・使用方法の誤りによる転倒、転落

だっこひも、チャイルドシート、ベビーカー、自転車の子供椅子等、用途や積載量、箇所を誤るなどして、子供が怪我をする場合がある。よく確認する。

 

 ・車内放置の熱中症防止

 

 

◆具体的事例とその対処

・デジタルコンテンツとの付き合い方

2歳までは見せない方がいい。しかしこの分野は明確な答えがまだなさそう。とりあえず、デジタルを見せるよりも、双方向性の高い親との触れ合いの方が、親も子も楽しく、また健全であるように思う。

 

・トイレトレーニング 

いずれできるようになる。脳と筋肉や神経の発達制御の成長度合によるので、子供の個性次第。早ければいいものでもない。一応、トイレトレーニングに挑戦すべき、挑戦の下地ができたと判断の目安になるポイントはいくつかある。

 

バイリンガル、二か国語教育について

ちょっと週一でぐらいでは、効果は薄い。母国語の習得に膨大な言葉を浴びるのが必要だったように、第2言語習得にも、多くの第2言語への触れ合いが必要。容易ではない。