とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

(アニメ)天体のメソッド 感想・評価 うん、つまらない。

天体のメソッドがつまらなかった。つまらないとすぐに小説読みながらとか流し見しはじめてしまう20代の今日この頃なわけですが、つまらないで終わらせるのはもったいないので、物語ってどういうのがいいのかと考察して糧にするべく、感想やらを記入しようと思います。


TVアニメ 天体のメソッド 公式ファンブック

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◆そもそも不純な目的だったわけですが・・・

”百合”要素がありそう。とそれだけでの理由で手を伸ばしました。最近そんなのばっかり。悪魔のリドルや百合熊嵐しかり。まぁ本作は、少女のときにいた町に戻ると、過去に出会った少女らと再会し、そのなかでも特に不思議ちゃんは、願いをかなえてあげると意味深な台詞を言ってくる。と、再会、約束、少女ら。狙ってきてる百合作品じゃないのはわかりますが、百合要素を期待したのですが、まぁ違いました。百合狙いはNGです。




◆つまらなかった点

1、キャラの行動に理解・共感できない
最初からなんかもうだめでした。小学校1年生のときの記憶がおぼろげで、過去の友達のこと覚えていないとか、背格好が変わっているから名前や何かを聞くまで同一人物だとわからなかったとかなら、まだ許容範囲でしたけどね。主人公は母親の死の関係といちおう説明ありましたが、他のキャラはなぜ忘れてたん!?



ノエルが母親の写真を壊した犯人だといきなり怒鳴りつけるのもどうかと思うし、その後に、反省して街中探す?見つけたら抱きつく?なんかよう気持ちの浮き沈みが理解できない。



円盤が遠因ながらもすべてを円盤の責任にして、円盤を追放すべきと八つ当たりし続けた女キャラの行動もよくわからない。責任転嫁も甚だしいが、そこまで思いいれることか??




2、円盤とノエルの関連性等が放置。
第1話最後に、ノエルが円盤だよみたいな質問しまくりたくなる言葉があったのに、以降は一切その点にふれない。願いをかなえにきたに関しても、何をかなえてくれるの?とかいくらでも聞きたくなるだろうに、1つも聞かずに、結局自分が思い出すまできかなかった。自分から聞かないならそれなりの理由が欲しかった。イタズラに物語を進展させないようにしてるみたいで…やぼったい。




3、友情、失われた友情を取り戻すというテーマがなぁ。ノエルと親しくなかったろ??
たった1ヶ月の付き合いで、その女の子ために世界を幾度もループし、最後には改変してしまう魔法少女もいましたけど・・・、最終的に、ノエルがいなくならないようにでエンディングに向かって盛り上がっていくわけですが、ノエルとおまえらそんなに親しかったけ??とつっこみたいんですよね。初対面で数ヶ月しか関係がないキャラばかり。それに、高校1年生にもなれば進路やらみんなもどんどん別れて行くわけで春になれば、みんな散り散りになる。それに、本編ではちょこちょこ親しくなるエピソードはあったものの、私的には、可愛げ満点の幼女の振る舞いを温かい眼で面倒見る中学生の女の子ってぐらいの関わりしかなかったような。かけがえのない仲間みたいなんは違うだろと。友情とか仲間!!って感じがイマイチしなかったので感情移入できず。



4、友情を取り戻すっていうテーマはどうなん??
失われたものを取り返す。再び手に入れるという目的に向かって進む物語はわかる。しかしそれが友情ってのはどうなんだろう。アニメあの花みたいに、友情というより、遣り残した過去や後悔から立ち直るためにみんな集まってくるみたいなのはいいんだけど、取り戻すも手に入れるなにも、自然になってし最後にはわかりあえるものが友情、友達だと思うので、主人公があくせくして友情を取り戻していく最終話までの展開にまったく面白みを感じなかった。




◆終わりに

人の好みで作品の良し悪しは当然変わるんでしょうけど、テーマとキャラの行動への感情移入(自然な展開)、この2つ、特に後者は非常に大事だなと改めて思いました。