人間関係 0−100の距離感
人間関係を一言で言えば距離感が関係する。それは、どこまで相手に踏み込んでいくのか。どこまで自分のやり方を相手に押しつけるのか(相手と同一になろうとするのか)である。この0−100の距離感の成長について、1つ学んだ。
- 作者: 土居健郎,齋藤孝
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2004/03/22
- メディア: 単行本
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■最初は0。挫折で100を知り、コントロールできるようになる。
子供は0の関係を築きたがる。0は距離の0でもあり、自分をわかって欲しいという強い思いである。人によっては・・・その程度の差はアレ、自分の望む形を相手に求めるのである。つまり、自分の関係を見直さずに1つの距離や方しか使えない奴は未だ子供なのだ。
その成長となるのは、反抗期などにあるどうせ大人や周りはわかってくれないという強い挫折である。あるいは、大人社会に遭遇することで覚える100の距離である。つまり、当初は0を望んでいた人間が100を知り、相手と自分は違う人間で違う考え方に従っていると知り、冷静になること。そしてその適切な距離関係を自分の意図によって調節できるようになるという話である。
結局の所、未熟な関係しか築けない人はどこか子供の甘えであり、自分のやり方や自分をわかって欲しいというワガママなのだ。それは自分だったのだが。