とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

今更ながらのセーラームーン鑑賞と感想

百合好きとして、百合カップルの大御所はるか×みちるを見ておこうと思い、今更ながらセーラームーンを鑑賞してみた。まぁ、無印のセーラームーンには一切二人は出てこないのだけれど、どうせなら最初から見ようと思ったのだ。



以下は、みながらいろいろ思った事。
      ↓



意外と知らなかったこと

え?こんな設定だったの?こんなことあったんだ!?と、みていて驚いた事。
月野うさぎ(&他セーラー戦士達)は中学2年生(14歳)。一方、タキシード仮面は大学生。
プリキュア魔法少女ものも相当若いヒーロー達が活躍しているけど、セーラームーンがこんなに若いとは知らなかった。セーラー服=女子高生のイメージだとばかり。


ながらく3人で、5人全員揃うのは30話を過ぎてから。
本編に登場するまでは、OPやEDでも一切他のセーラー戦士達は登場しなかった。ちなみに、第8話:マーキュリー(水星)。第10話:マーズ(火星)。第25話:ジュピター(木星)。第33話:ヴィーナス(金星)登場。46話が無印の最終回なので、ヴィーナスは本当に遅かった。


ほぼ全員が彼氏または意中の相手持ち。
月野うさぎ ⇔ 衛(タキシード仮面)
水野亜美(マーキュリー)⇔ 浦和 良(ゲストキャラ的な扱い)
火野レイ(マーズ)⇔ 熊田 雄一郎(レイに一目ぼれし、神社に住み込みで働くことに)
木野まこと(ジュピター)⇔ 失恋した先輩(姿は登場しないが、その先輩に似た人を見るたびに反応し、先輩に似ている(はぁと)と恋する乙女モードになる。)
愛野美奈子(ヴィーナス)⇔ アラン(イギリス訪問中に恋人関係に。後に別れる。)

ヒロインが非処女だったということだけでオタクから叩かれる現代なのに、昔はそのへん寛容だったんだな。火野レイにいたっては、本編中に熊田とキスもしている。


キャラクター全員の性格(本編における立ち位置や役回り)
月野ウサギの泣き虫、食いしん坊、やる気なしぶりに驚いた。特にセーラームーンの武器を投げ捨てて遊びに行くシーンとかでは唖然としてしまった。


水野亜美:IQ300w、勉強>その他、責任感が強く手厳しい。おとなしいおどおどしていた印象だったけれど、本当は知的で責任感が強く、ヒーローらしからぬ行動には的確に注意するしっかりキャラだった。また、「こんなことなら、家で勉強していればよかったわ。」と本編通して5回以上は言ったと思う。


火野レイ:昔の記憶通り。


木野まこと:料理上手、高身長、怪力、ほれっぽい(先輩に似ている人限定)。戦闘でその怪力が生かされたことはあまりなかったが、大の大人1人軽く持ち上げる。ほれっぽいスキルが発動し、本編ではクレーンゲーム荒らしの男にさえ恋する始末。


愛野美奈子:正義感の強いしっかりもの、若干ミーハー。登場当初は、うさぎ以上に敵を倒すために積極的に行動したり、頼りがいのある面などを見せていたが後半から、ミーハー的な立ち回りが増えうさぎと同じような残念な立ち位置・役回りに。


衛(タキシード仮面)は、自分がタキシード仮面であることを最初知らなかった。


大人になってから見ると、変身シーンは全然エロくないということ。
昔はセーラームーンを見ている→変身シーンで裸を見てる→エロい!格好悪い!という論法があり、からかいの対象だったけれど。今見ると、そういう演出というだけで別にエロくもなんともない。



望む!!2012年版リメイク。

昔の作品だからか、ストーリー自体の理不尽・不合理・後付さや、ストーリーの展開・演出の拙さで気になる点が多かった。とはいえ、少女向けにわかりやすく単純にする必要があったため、多少強引な展開も致し方なかった部分はあると思うのでそこには触れない。終わった過去のことはさておき、そういう微妙な部分を直し新解釈を足した大人向けリメイク版を作って欲しいと思った。ドラゴンボールみたいに、引き伸ばしを減らしたり作画を今風にすることで、確実におもしろく見やすくなると思う。




最後にこれから見る人に向けて

最終回のEDがはじまったらキリのいいところでDVDを取り出しましょう。
感動の最終回1分後に、もう次のセーラームーンR(次シリーズ)放送予告が入るのはないわ。皆で苦労して・・・犠牲を払ってまで平和を手に入れたのに、またすぐに新しい敵が現れたから戦いなさいとかないわ・・・感動の涙を返せ!!


忙しい人はここだけ見ればOK。
1話、3話、8話、9話、10話、13話、14話、17話、19話、22話、23話、★24話、25話、32話、33話、★34話、35話、36話、42話、44話、45話、46話。この辺押さえておけば問題なし。というかこれ以外は紋切り型の敵を倒すだけの回。これを参考にしなくても次回予告をみて、つまらなそうならとばせばOK.★=個人的な神回。★1:ネフロイトとなるちゃんの愛。★2=タキシード仮面とセーラームーンの正体に互いに気づく。