とにかく考えた、事・方法論を書くことにした。

最近は雑記ばかり。サーフィンと読んだ本に関して考えた事などを書いていきます。

コミニュケーション能力の向上方法〜就職活動で困らないために〜

小、中、高とコミニュケーション能力を鍛える機会を大して与えられていないにも関わらず、就職活動ではいきなりその能力の有無が重要になる。コミニュケーションも”能力”であるのだから、ある程度は鍛えることができるはずである。就職活動で大失敗しないために早くから鍛えて欲しいと思う。


■コミニュケーション能力とは

まずコミニュケーション能力とはどういう能力のことだろうか。既に分かりきっていることかもしれないが友達と上手くやれることまたは友達の数が多いことではない。
相手が求める意図や考え方に応じて、また自分が相手に望む言動に応じて自分の意図や考え方を発信・応答すること。
これがコミニュケーション能力の一番核となる部分である。続いて求められることとして、
お互いが心地よく上記言動を実行できることである。


■コミュニケーション能力の向上

以下に各分野を列挙する。

1、目的の把握
相手が求める意図や考え方、または自分が相手に伝えたい目的を明確にする。相手から質問された場合は相手が何を答えて欲しいのかと考えること。自分から話し始める場合は、自分が相手に何を伝えたいのかということ。


【向上方法】
相手は○○を知りたい。相手に○○を伝えたいと自分の言葉で一言に言い換える。

相手の知りたいことを確認する。
どうしても相手の目的が不明な場合は、「○○について聞きたいということですね」等で受け取った目的が相手の望むものか確認を取る。何について知りたいのかわかりません等の表現は相手を不快にするので、わからないではなく確認(質問)で返すこと。



2、話す内容等
目的が分かれば、後は話す内容に目的を反映させる。チェックするべき点は次の3点であり、話し終わった後に、次はもっとどう話せばよかったのかを常に復習する習慣をつける。次は〜こうすると復習することが、次回同じ機会があったときに活きてくる。その復習が多くの目的にあった話し方の経験がとして蓄積されていくのである。なお、緊張して何を話したのか覚えていないという人は録音機器を使用し、録音内容を聞きながら振り返る。


明確さ=情報の不足がないか。
父と娘が街を歩いているとする。娘が「アレが欲しい」といった台詞を例にとる。誰が欲しいのか?娘?それとも友達?それとも母親?アレって何?というように、自分の話した言葉に情報の過不足がないかを常に振り返る必要がある。お決まりのフレーズだが、5W1Hである。
誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どうしたのか。



的確さ=もっと短く伝えられる表現はないか
娘が「昨日友達の紗江ちゃんちにいったときに、紗江ちゃんが持ってきてくれて一緒に遊んだら面白かったから、私、あのシャボン玉で遊ぶ道具が欲しい。かえったら遊びたい。」と言ったとする。多くの情報が盛り込まれているので何を伝えたいのか(明確さの観点)はよくわかる。しかし長い。もっと短く伝える表現はないのか探すのが的確さである。例えば、昨日〜面白かったからを、前友達の家で使って面白かったからと変えてみても大意は変わらないはずである。伝えたい情報を集め終わったら、それをシャープに伝えられる表現を探そう。



適切さ
敬語や丁寧語など、その場にふさわしい語彙であったかを振り返る。


■練習方法

片方しか知らない事柄を相手に伝える練習。(事前に知っていると曖昧な表現であっても伝わってしまうため)
例「昨日の休みにあった面白いこと。」
例「最近はまっていること」 
例「女の子の可愛いと思う仕草」 等
話した後に上記の観点で振り返り復習する。話す事柄の情報(知識)が不足している場合は、絶対に5w1hを明確にできないため、コミニュケーション練習の例題には、話す本人は絶対に知っているが相手にはわからないという”過去の経験”を用いるのが望ましい。わすれている場合は知識の不足と同様になるため、できるだけ直近の経験がより良い。